世界の中心で、愛をさけぶ 最終話

遂に今回で最終回となった世界の中心で、愛をさけぶですがとにかく涙涙の展開でしたね。涙のせいで画面が霞んでちゃんと見れませんよ…

空港で倒れてしまった亜紀ですが番組の冒頭で死んでしまいます。
しかし、その表情は微笑を浮かべて本当に幸せそうです。17年の短い人生を懸命に生きた証なんでしょうね。
最後に空を見せてあげられなかった事が本当に可哀想です…その亜紀の最後の言葉は

「サクちゃん」

でした。亜紀にとっては今まで生きてきた自分、サクを好きになった自分が正しかったと思えたからこそ出た言葉だと感じました。
亜紀の最期はそんな充実感すら感じさせるものだったと思えます。

ただ、残された人間にとっては亜紀が死んでしまったという事は事実であり、それぞれにとって大きな悲しみとなりました。
サクはそんな中で現実逃避気味になってしまい、寝ている状態なら夢の中で亜紀に会える。
夢の中では現実かどうかなんて分からないという状態に陥ってしまいます。
私も夢の中で様々な体験をしたことがありますが、確かに夢から覚めて現実の世界に戻った時の感覚は無念というか“なぜ目覚めてしまったんだ”といった感じになったことも幾度もあります。

そんな逃げてばかりのサクに対して父親が

「何を今更傷ついたフリしてるんだ。お前がトドメ刺したようなもんじゃないか。分かってたんだろ?ああ、もう死ぬわって分かってて連れ出したんだろ。やりたい放題やって自分が一番可哀想か。悲劇のヒーローは大威張りだな。亜紀さんの為じゃなくてお前自分の為に泣いてるだけじゃないか。」

「どうして送ってやること一つ出来ない!どうして死んだ人間の頼み一つ聞いてやれないんだ!……情けねぇ」

この台詞が心に響いてどうしようもなくなりました。

そしてサクは亜紀の両親と共に亜紀の骨をオーストラリアへと撒きに行くことになります。
撒くことを躊躇う母に対して父が

「これは亜紀の願いなんだ。一緒にやろう、サク君も」

そして3人が骨を撒く訳ですが、サクは撒くことが出来ずに骨を握ったままにしてしまいます。サクが17年間持っていた骨はこのようにして手元に残ったんですね。
その骨がサクをいつまでも亜紀という過去に縛り付けていたんだと思ってたんですが、骨によってサクは現実を受け入れようとしていたんですね。
どんなに夢の中で亜紀を見ても、目が覚めて骨を見ると亜紀はもう居ないんだって現実へと戻ることになる。こんな状態で17年間も過ごしてきたんですね…

一方、現代のサクは新たな一歩を踏み出します。一樹を守るために飛び出して落として割れた亜紀の骨の入ったビン。骨は雨によって流されてしまう。
でも小林明希が

「亜紀さんの骨が松本君に頑張れって言ってくれたんじゃないの?松本君はそれに応え続けてきたんじゃないの?凄いことだと思う。かけがえのない17年をこんな形で終わりにして良いの?」

この言葉を聞いてサクは亜紀の実家へと向かいます。そこで待っていたのは昔と同じであり、また変化もある亜紀の父親でした。
彼は本当に良い人なんですね。全く顔を見せなくなったサクの心配もしてくれていたんですね。亜紀の父親である彼も夢を見なくなってきて、思い出すのにも時間がかかるようになってしまう。

「忘れたいのでも忘れるのでもなくてね、人間は忘れていくんだよ。生きていく為に」

本当にその通りなんですよね。死んだ人間のことを考えていたりしても、生きているのは自分でありそれは進行形なんですよね。彼は本当に核心を突いた言葉を残してくれます。

「よく頑張ったな、サク。生死を扱う仕事は辛かっただろう。もう、充分だ…ありがとう」

はい、涙が止まりません!!
そしてサクは今度こそ亜紀をちゃんと送る為に骨を少し分けてもらうことに。

サクは亜紀の父親から本も受け取っています。その本の内容は亜紀が死を直前にして、何のために自分が死ぬのかということの亜紀自身の答えのような内容になっています。


“生きていくあなたへ”

もしも、おまえが枯葉って何の役に立つのってきいたなら
私は答えるだろう 病んだ土を肥やすんだと

おまえは聞く 冬はなぜ必要なの?
すると私は答えるだろう  新しい葉を生み出すためさ

おまえは聞く 葉っぱはなんであんなに緑なの?
そこで私は答える なぜってやつらは命の力に溢れているからだ

おまえはまた聞く 夏が終わらなきゃいけない訳は?
私は答える 葉っぱどもがみんな死んで行けるようにさ

おまえは最後に聞く 隣のあの子はどこに行ったの?
すると私は答えるだろう もう見えないよ なぜならおまえの中にいるからさ
 おまえの脚はあの子の脚だ

がんばれ



これが亜紀が見つけた答えなんですね。全てのことに理由がある。自分が死ぬ理由を知りたがっていた亜紀。でも答えを見つけたからこそ、幸せそうな顔で最期を迎えられたんだと思います。

そしてサクは亜紀を最後に風に乗せて走らせる。
サク自身も走り出す。
それぞれの人生は止まることなく動いています。
過去の上に今が成り立っています。
サクもようやく自分の脚で走り始めたということですね。
みんなそれぞれ頑張って生きています。
亜紀はそんなみんなの中で生き続けるんですね。


今回は最後ということもあり、あらすじと感想を独断と偏見を織り交ぜて書きました。
予定よりもかなり長文になってしまってすいません(^^;
最終話は拡大版だったんですが、いつも以上に時間が経つのが早く感じました。
世界の中心で、愛をさけぶ
本当に良い話でしたね!!



本来はここで終わりたいところですが我がブログでは突っ込むところは突っ込んでおく主義なのであえて書きます。
最後の亜紀とサクのシーンでの亜紀の髪型、実に不自然だとは思いませんでしたか?
やっぱりどう見てもズラですよね??剃髪する前に撮ったシーンにしては髪の長さもかなり長いし…
惜しい!!実に惜しい!!!
もっと自然な見え方がするレベルだったら何の違和感もなく感動して終われたのに…
最後の最後のシーンで…
それとも私が気付いていないだけで、何か意味があるのでしょうか?
普通に考えて髪の長さがあんなに違うなんておかしすぎますし…意図してやったんですかね。。。

何だか最後の最後に愚痴っぽくてすいませんでした(;´Д`)

ちなみに次週は世界の中心で、愛をさけぶ 特別編が放送されます。
内容はさっぱり分かりませんがとりあえず期待してみます。


written by suguyan
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  by nisuguyan | 2004-09-10 23:48 | 映画/ドラマ

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